縮毛矯正とストレートパーマの違いは? ―実はこれ縮毛矯正だった!
縮毛矯正と ストレートパーマの違いってわかりますか?
同じじゃないの? 違うの?
そう思っている人たくさんいると思います。また、間違った覚え方をしている人も少なくないでしょう。
縮毛矯正をストレートパーマより癖が取れて、傷みやすいものと思っている人多くないですか?
それは大きな間違いですよ。これからご説明しますね。
縮毛矯正
縮毛矯正とは、パーマ液などの薬によって、髪の毛の結合を一度バラバラにし、アイロンによる熱によって、たんぱく質を固め、パーマ液の2液で、薬の中和と酸化をし、固定化するという作業になります。
簡単に言うと、パーマ液をつけてアイロンで形にする。と、いう事です。
くせが出ている髪の毛がまっすぐになるのを縮毛矯正で、のびないのは、縮毛矯正という事では、ないんですよ。
最初に名前を付けたときには、くせ毛の種類の中にある[縮毛]をも、矯正できるという うたい文句の技術でしたが、今では、だんだん傷めない薬が流行って来て伸びない縮毛矯正さえ出ている次第です。
縮毛矯正は、くせが取れると思っている方いますが、それも技術者によって、同じ薬を使っても伸びる技術者と、のびない技術者がいるんですよ。縮毛矯正という名前だけでくせがのびると信じ込まないで下さいね。
多くの理容室や美容室で縮毛矯正をやっていますが、アイロン操作は、ただ熱を与えるだけで熱酸化して、まっすぐになると思い込んでいる技術者はたくさんいます。
これは、間違いです。
しっかりとテンションをかけ、真っ直ぐに形成しないと真っ直ぐにはできません。
この作業をしっかりとやらないと、シャンプーするととれちゃうとか、1ヶ月ぐらいすると縮毛矯正が取れちゃうという事態が起きてしまいます。
本来、縮毛矯正した部分は、時間がたっても決して戻ることはないんですよ。
ストレートパーマとは、
ストレートパーマは、パーマ液の作用だけでくせを取るという技術です。
ですから、パーマのかかった髪の毛のウェーブをとるもので、元からある癖は、なかなか取れないんですよ。
ストレートパーマは、液体の力で癖を取るので、濡れているときは真っ直ぐなのですが、乾いてしまうと、癖が出てきてしまうんですよ。ですから、家庭用のストレートパーマでは、傷めるだけで、決して癖は取れませんよ。
美容室のメニューのストレートパーマと縮毛矯正の違い
美容室のメニューでも、アイロンを使う縮毛矯正のこともストレートパーマと唄っているお店もありますよね。ですから、お客様もわからなくなってしまっていますね。
縮毛矯正という文字をメニュー表に表示すると、「なんかおしゃれじゃない。」とかという理由で○○ストレートと名付けているお店もありますね。
他のお店では、縮毛矯正とメニューに入れてしまうとくせ毛をしっかりと真っ直ぐにしないといけないから。ストレートパーマという名前のメニューなら多少弱くてもいいからと、ストレートパーマの名前にしているお店さえあります。
基本。アイロンを使うストレートパーマを縮毛矯正といい、アイロンを使わないものをストレートパーマといいます。
あとストレートパーマと縮毛矯正では痛みがどちらが大きいかというと、どちらとも言えませんね。傷む傷まないかは、技術者の技術次第ですね。
縮毛矯正のお店選びで一つ言えることは、縮毛矯正のメニューのないところでは、ストレートヘアーを作ることはできないです。
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