2021年12月29日から2022年1月14日までの計画で、アメリカのフロリダへ旅行に行きました。その帰り飛行機に乗る為にコロナの陰性証明書をもらいに検査してみると、私だけ陽性になっていました。
その時のドキュメントになります。コロナ禍でのアメリカ旅行の参考にしてくださいね。
【実体験】夫婦で行ったアメリカ旅行からの帰国のコロナPCR検査で私だけ陽性になったら・・・。
動画
【コロナ陽性者との濃厚接触者-妻編】アメリカ旅行からの帰国のコロナPCR検査で私(夫)だけ陽性になったら。濃厚接触者の妻は?
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★アメリカ旅行★【PCR検査☠陽性☠】日本に帰れなーい!! 5日間コロナ感染隔離
帰国1日前にPCR検査を受けました。
日本入国のPCR検査は、飛行機搭乗の72時間以内に受ければいいのですが、私は旅程の関係で1日前に受けました。
その日の日程は、
- AM8:00ホテルからUBERで検査会場に行く。
- AM8:30 PCR検査受ける。
- AM9:00 UBERでオーランド国際空港に移動。
- AM9:45 オーランド国際空港到着。
- PM1:05 シカゴに向いアメリカ国内線搭乗。
- PM3:11 シカゴに到着。
- PM4:11 UBERでホテルへ移動。
- PM4:30 宿泊ホテル到着。
アメリカ国内線は、PCR検査必要ありません。
アメリカ国内線は、通常PCR検査の必要ありませんが、乗り継ぎ便で予約した場合アメリカ国内線でもPCR検査が必要になる場合があります。
私は、アメリカ国内線と日本帰国便は、別便で予約を入れてあるためここでは、陰性証明書は、必要ありません。
アメリカの空港の様子ですが、アメリカ国内線には搭乗するたくさんの人達がいました。飛行機もほぼ満席でした。
マスクは必ずしているのですが、かなりの割合で咳をしている人、鼻水が出ている人がいました。アメリカでは、オミクロンの警戒はあまりないようでした。
その時期アメリカ全土でコロナ感染者100万に超す日もありました。
PCR検査 陽性になっていました。
日本へ帰国時のPCR検査が陽性になってしまいました。
その知らせを貰った時頭が真っ白になってしまい、
1時間ぐらい何もすることができませんでした。
ホテルに到着し、PCR検査の結果をメールで確認したところ私だけ陽性になっていました。一緒に行った妻は、陰性でした。2週間同じ部屋にいて私はずっと咳もしていたし、同じ水筒で飲み物も飲んでいました。食べ物も2つに分けたり、同じアイスクリームも食べていました。でも妻は陰性でした。
私が陽性で、妻が陰性。
私のPCR検査の結果
妻のPCR検査の結果
この後どのように対応していいのかパニックになり脳が働かなくなり、一時間行動がとれませんでした。
<メモ>
出典:NHKホームページより
5か月を過ぎるとワクチンの発病確率はオミクロン株に対して90%を超すそうです。つまりオミクロン株があれば、ほとんどかかってしまうという事なんですよ。私の妻はかからなかったのか、発病したけど菌がなくなり陰性になったのかわかりませんが、妻は陰性結果でした。
アメリカでのコロナ検査陽性者と濃厚接触者の制限は?
コロナ検査で陽性になったら
コロナ検査で陽性になったら5日間の自主隔離になります。あくまで自主隔離ですのではっきり言って無法地帯になっています。ただ私はホテルで自主隔離でしたので、ホテルの方から「もし部屋から出たらすぐに退去してもらう。」と言われ身動きできませんでした。
濃厚接触者の制限は?
アメリカでは、濃厚接触者は5日間自主隔離ですが、ワクチン接種者は自主隔離無しになります。
コロナ陽性者との濃厚接触者の妻は帰国便に乗れた
ここが不思議なところなのですが、コロナ陽性者の濃厚接触者のワクチン接種者は自主隔離無しなので、コロナの陰性証明書があれば国際線に乗って日本に帰国できるのです。しかし日本では濃厚接触者は隔離なんですよね。そこで現場があちらこちらで混乱していたようでした。
アメリカのJALカウンターでは、陰性証明書とチケットと帰国時に必要なアプリ、質問票Webの事前登録 をしているかの確認が取れれば搭乗できるのです。
JALクルーと濃厚接触者(妻)
妻はマイルを貯めてファーストクラスに乗っていたため、搭乗時に挨拶され少し会話になったようです。クルーは夫の私がキャンセルして妻だけが乗っている事を情報で上がっていたため、「どうしてご主人はキャンセルされたんですか?」と、会話になったようです。妻は「夫は、コロナの陽性反応がでてアメリカで自主隔離中です。」と、正直に伝えたらもうパニックになったようです。
確かにそうですよね。いくら陰性証明書を持っていても14日の間濃厚接触者だったわけだから、コロナにかかっていると思われても全く不思議ではありません。
飛行機に乗っているクルーたちは、濃厚接触者は飛行機に搭乗できないと思っていたようです。
旅の疲れや私のコロナの陽性の知らせで前日睡眠がとれなこともありメインの料理を食べた後ほとんど映画も見ずに寝ていたようです。一緒に乗っていたクルーの皆さんには、コロナにかかっていて体調悪いんだと思われていたに違いありません。
その後の検査も陰性でした。その時のクルーの皆さんには大変ご心配おかけしました。
到着後の検査と濃厚接触者(妻)
まず、質問票WEB確認時周りは凍り付いたようです。質問票WEBには濃厚接触者ですよと、記入してありましたから、夫は陽性反応が出て隔離中のことも検査場の方に伝えました。
そこでも「濃厚接触者って飛行機に乗れるんですか?」と、聞かれたそうです。
アメリカと日本の濃厚接触者の対応が違うため現場では、大混乱でした。
私も妻もネットでは調べただけでわからなかったので、とりあえず妻に「カウンターに行って手続きをして乗れるか?確認してね。乗れるか乗れないかわからないのでダメだったら戻ってきてね。」とホテルから見送ったのですが、乗れちゃったみたいです。
本当はどうなんでしょうね?
すると「検査の結果が出るまでここで待ってね。」と言われ隔離部屋に入れられたそうです。
1,2時間後無事陰性結果が出て解放されたそうです。
実は、喫煙できる部屋を用意してくれる
私の妻はタバコを吸うのですが、事前では強制隔離中はタバコは吸えないことになっていたので、それが最大のストレスだったんですが、ホテルの受付のところで、「タバコ吸われますか?」と聞かれたそうです。ホテルの受付のところには、ホテルでは禁煙ですよと案内されていたので妻は吸えないものだと思っていましたから、まさかの神の声だったようです。
妻は間髪入れず「タバコ吸います。」と、伝えると「タバコの吸える部屋は、なかなか見つけることができないので、ホテルが決まるまで時間かかりますよ。」と、言われたようです。
ホテル決定は飛行機おりて7時間後だったそうです。
コロナ陽性者になると
コロナの陽性の連絡メールが届き1時間くらい思考停止になりました。何もすることができませんでした。でも、明日飛行機の予約ありますし、妻は帰ることができるのか?も考えないといけません。
まず最初に連絡したのは、
JALコロナカバー
特徴・サービス内容
- 2020年12月23日~2022年3月31日(ご出発分)期間限定
- JAL国際線(JAL便名かつJAL運航便)利用時に無償でご提供
※他社便名または他社運航コードシェア便は対象外 - 万一の際の24時間無休の医療・宿泊手配に関するご相談窓口をご用意
- 自動付与のため事前登録不要
- 最大15万ユーロの医療費をカバー
- 最長14日間、1日あたり最高100ユーロの検疫隔離費用をカバー
私は、JALで予約していたので、JALコロナカバーというサービスを受けることができました。
JALコロナカバーは、JAL便を搭乗している人は、無料で保障されている保険のようなものです。
JALコロナカバーに電話で連絡
コロナの陽性になった私は、まずコロナカバーに電話しました。そのコロナカバーでの電話の内容は、
- 病院に行く必要があるかどうか?
- 今滞在しているホテルには、陽性と伝えたのか?
- 5日間隔離のホテルを探してください。
- 他の旅行保険との併用はできません。
とのことでした。
私は、
- のどが痛く咳が出ていましたが、流通している咳止めで咳が止まっていて、熱もほとんどなかったので、病院に行く必要はないと伝えました。
- 私は英語が喋れないのでホテルの人には、陽性であると伝えれないし、チェックイン後に陽性と分かったので伝えてないと話しました。
- 5日間のホテルを探してといわれネットで陽性者でも泊めてくれるホテルを探しましたが見つかりませんでした。
- 他の旅行保険には、隔離の時のホテル料金の補助は、ついていなかったので併用するつもりはないと伝えました。
ホテルの手配とかわからなかったので、在シカゴ日本国総領事館にコロナの陽性者を受け入れてくれるホテルはないか問い合わせたのですが、わからないといわれ途方に暮れていました。
1時間ぐらいしたら、コロナカバーから電話が入り、
- ホテルには、コロナカバーから連絡しとりあえず今日の宿泊は了承してもらっている。
- 5日間の隔離も今検討してもらっている。
- 明日の飛行機キャンセルは、コロナカバーはJALとは別の会社が運営しているので、JALに直接連絡してください。
とのことでした。
JALに搭乗便のキャンセル手配
JALの搭乗便のコロナ陽性者のキャンセルは、コロナ陽性の診断書を添えてキャンセルすれば手数料なくキャンセルできます。まず現地の取り扱い電話に問い合わせしましょう。
そして改めて隔離が解除されてPCR検査の結果出るであろう日を予約を入れておきました。
翌朝JALコロナカバーより連絡ありました。
翌朝、コロナカバーより連絡がありました。
- 5日間宿泊了承もらえました。
- 絶対に部屋から出ないでください。
- 5日間分は、お金は払わなくていいです。
とのことでした。
私からは、英語が喋れないのでホテルとの連絡を取るためにホテルの連絡用のメールアドレスを教えていただけるように頼みました。
泊まったホテル(シカゴ)との様子
そのホテルは、朝食付きだったので毎朝マフィン2つとヨーグルト2つとカロリーメイトのようなスティックバーのような食べ物を2ついただけました。あと500mlのウォーターボトルも3ついただきました。咳止めの薬もホテルに常備してあるものもいただきました。
助かりました。
途中咳止めの薬も無くなった為、UBERで咳止めの薬をホテルのフロントまで持ってきてもらい、フロントから部屋まで運んでもらいました。
食べ物もUBERで注文し部屋まで運んでもらうこともできますが、気持ちがへこんでいて食欲がなく日本から持ってきたお菓子を食べていました。
スーパー 8 バイ ウインダム シカゴ オヘア エアポート (Super 8 By Wyndham Chicago O’Hare Airport)
5日間隔離が終わって6日目
やっと5日間の隔離を終え、次はPCR検査です。ネットでPCR検査の場所を探したのですが、英語もしゃべれないし、すぐに結果が出るところを調べった結果「日本クリニック」というところが、ホテルからも近く検査して結果が1時間くらいででるとのことでしたのでそこでやってもらうことにしました。料金は320ドルでした。
少し高いなあと思ったのですが、すぐその場で陽性か陰性かがわかるのでしょうがないかな。
検査結果
日本クリニックに着き検査をしてもらい結果でるまで外で待ちます。ですが、外はー8℃とても寒いです。私は、UBERでいったので待合室の片隅で待たせていただきました。車で行っている人は、車で待つようです。
その日は、検査の人も少なくすいていたので30分ほどで結果が出ました。
結果が出たと呼ばれ、恐る恐る見たら陰性でした。
やっと帰国することができます。
急にお腹が空き、その病院から徒歩10分のところにあるマクドナルドにお昼ご飯を食べに行きました。お値段は、日本より高くセットで税込み12ドルくらいでした。とても美味しかったです。
このおいしさは、一生忘れません。
羽田空港に着いたら
羽田空港に着いたら長ーい距離歩いて、コロナ対応の場所にいきます。(5分くらい歩いたような)
まず、質問票WEBの確認、健康状態の確認があります。私は、まだ咳が出ることと、7日前陽性結果が出たことを説明すると、特別な担当の人が来て別扱いになりました。症状のある人は、鼻のPCR検査をすることになっています。結果が出るまで別室で隔離です。1時間弱で結果が出て陰性でした。その後は、一般のの人と一緒に行動でした。
空港からバスに乗る前に大きな広場で待つのですが、そこで「・・・番から・・・番の検査結果が出ました。」という放送があるのですが、検査結果は2時間もすれば出ているはずです。私は、1時間もかからず検査結果は、出ていました。
本当は陽性になった人は、すぐに検査結果出ましたと呼ばれ、陰性の人は、ホテルが決まった時にこの放送が入るのだと思います。ですから、2時間以上たって呼ばれる場合は陰性で、2時間以内で呼ばれた場合は陽性だと思ってもいいかもしれません。私が待っている時、検疫の人に2,3人他の場所に連れられて行く人を数回見ました。
私は、飛行機を降りて4時間くらいでホテルに向いました。
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